慢性関節リウマチにおける活性化T細胞による破骨細胞形成の機序の解明


研究課題名 慢性関節リウマチにおける活性化T細胞による破骨細胞形成の機序の解明
レコードタイプ 研究実績報告
報告年度 2002
研究期間 2001-2002
研究課題番号 13670480
研究代表者 小竹 茂  (コタケ,シゲル) 東京女子医科大学・医学部・講師
研究代表者番号 00234774
研究機関 東京女子医科大学 研究機関番号:32653
研究種目 基盤研究(C) 研究種目コード:320
審査区分 一般 区分コード:03
研究分野[2] 内科学一般 研究分野コード:631
キーワード 関節リウマチ / RANKL / osteoprotegerin / 破骨細胞
研究概要 我々は免疫染色によりRA滑膜組織における紡錘型の滑膜細胞及びCD4陽性T細胞がRANKLを発現していることを示し、さらにin situ hybridization法によりRANKL mRNAの発現も滑膜組織において証明した。また、活性化T細胞を破骨細胞前駆細胞と共存培養すると破骨細胞が誘導される実験結果が得られた。さらに、可溶性RANKLはRA患者の関節液中には変形性関節症患者にくらべ高濃度存在すること、RA患者の関節液中ではRANKL濃度のOPG濃度に対する比が変形性関節症あるいは痛風と比較して有意に高値であることも明らかとなった。このことより、活性化T細胞は可溶性RANKLを産生し、直接、破骨細胞の分化を誘導することが明確に証明された。
研究計画で、平成14年度以降の3)で記載した研究項目であるが、我々が確立したin vitroの破骨細胞形成系をbaioassayとして用い滑膜組織よりタンパクを抽出精製し、新規の破骨細胞形成抑制因子を見い出す、という研究は現在、N末配列が確定し新規物質として同定され、物質の質量分析も完了した。
発表文献 Kotake S et al.:   "Activated human T cells directly induce osteoclastogenesis from human monocytes : possible role of T cells in destruction in rheumatoid arthritis patients"  Arthritis & Rheumatism 44(5).  1003-1012  (2001)  


 

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