Y染色体関連自己免疫促進遺伝子(Yaa遺伝子)の同定


研究課題名 Y染色体関連自己免疫促進遺伝子(Yaa遺伝子)の同定
レコードタイプ 研究実績報告
報告年度 2002
研究期間 2001-2002
研究課題番号 13670469
研究代表者 岩本 雅弘  (イワモト,マサヒロ) 自治医科大学・医学部・講師
研究代表者番号 90291624
研究機関 自治医科大学 研究機関番号:32202
研究種目 基盤研究(C) 研究種目コード:320
審査区分 一般 区分コード:03
研究分野[2] 内科学一般 研究分野コード:631
キーワード 自己免疫 / BXSBマウス / Yaa遺伝子
研究概要 BXSBマウスのY染色体上に存在するYaa遺伝子の分離同定を試みるため、昨年度、雌雄の骨髄細胞からそれぞれcDNAを調整してRepresentational Difference Analysis(RDA)法により発現に差のあるクローンを同定した。メス骨髄細胞からオス骨髄細胞を差し引く方向では3種類のEST配列を含む18種類のcDNA断片を同定した。オス骨髄細胞からメス骨髄細胞を差し引く方向では42クローンの配列を得たがすべて既知の配列であった。本年度はgenomic DNA RDA法を用いて、[C57BL/6xBXSB]F_1マウスと[BXSBxC57BL/6]F_1マウスのgenomic DNAを比較し、最終的にdriver DNAをtester DNAに対して20万倍過剰に存在させた条件でPCRを行い高頻度に検出されるPCR断片を同定した。ホモロジーサーチにより、SIL(SCL interrupting locus)geneのイントロン配列と一致した。この差異はゲノムの多型によると考えられた。Yaa遺伝子は骨髄細胞キメラの実験からY染色体上に存在し、少なくともB細胞上に発現していると考えられた。精製脾臓B細胞を使用してcDNA RDA法を施行したところ、最終的に20万倍のcDNA重量比において3種類の既知のcDNA配列を同定したが、Northen Blotでは有意な差は検出できなかった。また、最終的に80万倍のcDNA重量比においてホモロジーサーチから1つの新規のcDNA配列を同定した。それは66個の翻訳可能なアミノ酸配列からなり、現在cDNA配列全長を同定中である。


 

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