| 研究課題名 | 神経変性を伴うプロテオリピド蓄積症:リンソーム膜蛋白群異常からの攻略 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 2005 |
| 研究期間 | 2004-2005 |
| 研究課題番号 | 16590253 |
| 研究代表者 | 江崎 淳二 (エザキ ジュンジ) 順天堂大学・医学部・講師 |
| 研究代表者番号 | 60232948 |
| 研究機関 | 順天堂大学 研究機関番号:32620 |
| 研究分担者 | 谷田 以誠
(タニダ イセイ)
順天堂大学・医学部.
講師
(30296868)
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| 研究種目 | 基盤研究(C) 研究種目コード:320 |
| 審査区分 | 一般 区分コード:03 |
| 研究分野[3] | 病態医化学 研究分野コード:6906 |
| キーワード | 神経性疾患 / プロテオリピド / オートファゴソーム / オートファジー / ペルオキシソーム / Atg7 / TPP-I / Cln3P |
| 研究概要 | Neuronal Ceroid Lipfuscinosis(NCL)患者の細胞中には、主にATP合成酵素のサブユニットcからなるプロテオリピドの蓄積が認められる。正常な細胞では環境維持および機能保全のために、細胞内小器官はオートファゴソームおよびそれに続くエンドソーム/リソソーム系によって分解され、一定レベルに保たれる。このことを明らかにするため、オートファジーに関与する蛋白質であるAtg7を肝臓特異的に欠損するマウスにペルオキシソームの過剰発現を誘導するdiethylhexylphthalate(DEHP)を投与し、DEHP投与終了後のペルオキシソームの減少の過程をコントロールマウスと比較した。その結果、コントロールマウスでは過剰なペルオキシソームの特異的な消失が極めて速やかに観察されるのに対して、Atg7欠損マウスの肝臓ではこの消失が極めて遅くなっていた。このことから、オートファジーが過剰なペルオキシソームの特異的なクリアランスに必要であることが確認された。細胞内小器官の分解はこのオートファジーの後にリソソーム系で行なわれているが、NCL患者の細胞では何らかの原因によってこの機能が阻害されている。NCLに関連する蛋白質としてはTPP-I、Cathepsin Dといったリソソーム酵素やCLC-3などのエンドソーム膜蛋白質、および機能が不明なCln3p、Cln5p、Cln6pおよびCln8pが見い出されてきた。これらの蛋白質について我々は抗体の作製を行ない、NCLモデル動物における検討を行なっている。また、共免沈による分析を行なった結果では、TPP-IとCln6pが共沈し、相互に親和性を持つことが確認された。 |
| 発表文献 | Masaaki Komatsu et al.:
"Impairment of starvation-induced and constitutive autophagy in Atg7-deficient mice"
The Journal of Cell Biology 169.
425-434
(2005)
Jun-ichi Iwata et al.: "Excess Peroxisomes are degraded by autophagic machinery in mammals" The Journal of Biological Chemistry 281. 4035-4041 (2005) |