| 研究課題名 | 神経回路網形成過程における細胞内シグナル伝達機構の解析 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 2004 |
| 研究期間 | 2003-2004 |
| 研究課題番号 | 15590247 |
| 研究代表者 | 柳 茂 (ヤナギ シゲル) 神戸大学・大学院・医学系研究科・助教授 |
| 研究代表者番号 | 60252003 |
| 研究機関 | 神戸大学 研究機関番号:14501 |
| 研究種目 | 基盤研究(C) 研究種目コード:320 |
| 審査区分 | 一般 区分コード:03 |
| 研究分野[3] | 医化学一般 研究分野コード:6905 |
| キーワード | CRAM/CRMP-5 / セマフォリン / Axon Pruning / Filopodia |
| 研究概要 | 神経発生過程において伸展中の軸索がセマフォリンなどの反発因子、ネトリンなどの誘因因子に導かれながら最終的に標的細胞とシナプスをつくることにより神経回路網が形成される。CRMPはセマフォリンなどの反発性の神経ガイダンス機構に関与する細胞内蛋白質として同定されたが、その機能は未だ不明な点が多い。私は以前の研究において、CRMPに結合する新規のunc-33遺伝子ファミリーに属する蛋白質CRAM(CRMP-5)を同定した。CRMPと異なるCRAM独特の役割についてこれまでに得られた知見を以下に報告する。 CRAMに関する実験結果 ・CRAMは海馬神経細胞においてFilopodiaに強い集積が認められ、海馬神経細胞に過剰発現させるとFilopodiaの伸展と成長円錐の過剰形成が認められた。 ・成長円錐に対するセマフォリンの崩壊活性が、CRAMを過剰発現することにより抑えられた。 ・RNAi法を用いてCRAMの発現を抑制すると、成長円錐の崩壊と微小管の不安定化が観察された。 以上の結果よりCRAMがFilopodiaと成長円錐のDevelopmentに関与していること、そしてセマホリンシグナルを負に制御している可能性が示唆された。 |
| 発表文献 | Hotta, A.:
"CRMP-associated molecule CRAM for filopodia and growth cone development in neurons"
Mol.Biol.Cell 16(1).
32-39
(2005)
Hirose, M.: "Phosphorylation and recruitment of Syk by ITAM-based phosphorylation of tamalin" J.Biol.Chem. 279(31). 32308-32315 (2004) |