| 研究課題名 | 補体系膜制御因子MACIFの属する遺伝子族の検索 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 1992 |
| 研究期間 | 1990-1992 |
| 研究課題番号 | 02454487 |
| 研究代表者 | 富田 基郎 (トミタ モトオ) 昭和大学・薬学部・教授 |
| 研究代表者番号 | 402430102370 |
| 研究機関 | 昭和大学 研究機関番号:32622 |
| 研究種目 | 一般研究(B) 研究種目コード:080 |
| 研究分野[1] | 生物系薬学 研究分野コード:773 |
| キーワード | 補体 / MACIF / CD59 / 遺伝子クロ-ニング / GPIアンカ-膜タンパク質 |
| 研究概要 | MACIFのゲノム遺伝子の構造解析の最終段階として,第1エクソンのクロ-ニングを試みた.昨年度の研究経過から,第1エクソンのクロ-ニングに失敗している原因が明確になった.まず第一に,第2エクソンから上流12kbまでを含むゲノムクロ-ンを既に得ており,他の通常の遺伝子のように,この中に第1エクソンが含まれているはずと,楽観していたこと.第二に,第1エクソンのクロ-ニングに用いるmRNAの情報を25塩基長しかもたず,この長さの合成オリゴマ-をプロ-ブとしてクロ-ニングせざるを得なかった.そのために陽性クロ-ン中に明確に第1エクソンを含むという自信のもてるデ-タが得られなかった. そこで本年度は,5'上流非翻訳部位のもっと長いcDNAクロ-ンを得ることをまず試みた.そして37塩基長いものを得ることに成功した.結局,第1エクソンのクロ-ニング用プロ-ブとして62塩基長のものが使用できるようになり,このプロ-ブを用いて,第2エクソンの上流12kbには第1エクソンが含まれないことを決定した.そして新たに62塩基長プロ-ブを用いてクロ-ニングをやり直し,第1エクソンを含む可能性の高いゲノムクロ-ンを得ることに成功した. この研究段階に達した時点で,MACIFのゲノム構造に関する報告が2つ相次いで発表された(1992年10月と12月).これらの結果は,我々が既に決定していた第2エクソン以降の結果とは同一であった.しかし第1エクソンについては異なっており,米国グル-プの報告では第2エクソンの2.5kb上流にあるという結果を示している.英国グル-プの報告では第1と第2エクソン間は35kb以上離れており,まだオ-バ-ラップには成功していない. |
| 発表文献 | R.A.Brooimans: "CD59 expressed by human endothelial cells functions as protective molecule against complement-mediated lysis" Eur.J.Immunol.22. 791-797 (1992) |