| 研究課題名 | ペルオキシソ-ム膜タンパク質局在化と膜形成・分解の分子機構 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 1995 |
| 研究期間 | 1995-1995 |
| 研究課題番号 | 07672388 |
| 研究代表者 | 今中 常雄 (イマナカ ツネオ) 帝京大学・薬学部・講師 |
| 研究代表者番号 | 50119559 |
| 研究機関 | 帝京大学 研究機関番号:32643 |
| 研究種目 | 一般研究(C) 研究種目コード:090 |
| 研究分野[2] | 生物系薬学 研究分野コード:683 |
| キーワード | ペルオキシソ-ム / オルガネラ形成 / 膜タンパク質 / タンパク質局在化 / プロテア-ゼ |
| 研究概要 | ペルオキソ-ム膜タンパク質局在化と膜形成・分解の分子機構を明らかにすることを目的として、(1)70kDaペルオキシソ-ム膜タンパク質(PMP70)の局在化機構、(2)PMP70過剰発現細胞の取得とPMP70の細胞内動態について解析した。その結果、以下に示す新しい知見を得た。 1.PMP70はN末端およびC末端を細胞質側に露出し、ペルオキシソ-ム膜を6回貫通している。この点を考慮し、各種PMP70cDNA cunstructを作製し、転写・翻訳後[^<35>S]PMP70のペルオキソ-ム膜への結合、挿入を詳細に解析した。その結果、PMP70のペルオキシソ-ム膜への局在化にはPMP70の第3膜貫通ドメイン周辺が重要な役割を果たし、ペルオキシソ-ム膜上のタンパク質因子が関与することが明らかになった。また各種阻害剤での実験より、PMP70の局在化の機序はマトリックスタンパク質局在化機構とは異なることが示された。 2.PMP70cDNAを哺乳動物発現ベクタ-pME18Sに組込んだプラスミドを作製し、CHO細胞でPMP70の過剰発現株を選別した。細胞分画法、蛍光抗体法による解析により、PMP70はposttranslationalにペルオキシソ-ム膜に移行し、膜に局在化することが示された。 3.ラット肝ペルオキシソ-ムにmetalloproteaseが存在することを見いだした。本酵素のペルオキシソ-ム膜タンパク質分解関与の有無について明らかにしたい。 PMP70はペルオキシソ-ム増殖時にもっとも誘導される膜タンパク質であり、その過剰発現はペルオキシソ-ム膜形成・分解系に大きな影響を与えると考えられる。そこでPMP70過剰発現細胞を利用し、さらに詳細な解析を進めたい。 |
| 発表文献 | Imanaka, T.: "Insertion of the 70kDa peroxisomal membrane protein into peroxisomal membranes in vivo and vitro." J. Biol. Chem. in press. 271. (1996) Imanaka, T.: "Sorting of the 70kDa peroxisomal membrane protein into rat liver peroxisomes in vitro" Ann. N. Y. Acad. Sci. in press. (1996) 今中常雄: "Lysosomal acid lipase (acid cholesterol ester hydrolase)." 動脈硬化 印刷中. 23. (1996) |