| 研究課題名 |
ミクロキスティス属藍藻の遺伝子型組成とその季節的変動に関する分子分類学的研究 |
| レコードタイプ |
研究実績報告 |
| 報告年度 |
1993 |
| 研究期間 |
1991-1993 |
| 研究課題番号 |
03454016 |
| 研究代表者 |
渡辺 眞之
(ワタナベ マサユキ) 国立科学博物館・植物研究部・室長 |
| 研究代表者番号 |
30000136 |
| 研究機関 |
国立科学博物館 研究機関番号:62602 |
| 研究分担者 |
加藤 辰己(カトウ タツミ):国立科学博物館・筑波実験植物園・研究官 (40177457)
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| 研究種目 |
一般研究(B) 研究種目コード:080 |
| 研究分野[2] |
系統・分類 研究分野コード:356 |
| キーワード |
ミクロキスティス属藍藻 / アオコ / 霞ヶ浦 / 遺伝子型組成 / 季節的変動 / 酸素多型 |
| 研究概要 |
研究実施計画に従い、霞ヶ浦湖心の定点観測点において、ミクロキスティス属藍藻の定期的な採取を試みた。しかし、平成5年は稀にみる冷夏で、低温と多雨のため例年のようなミクロキスティス属藍藻の発生は観察されず、9月に至っても事態は好転しなかった。わずかに得られる試料も、多様度が低くバイアビリティが弱いなど、デ-タの精度という面で多くの問題があった。そこで、研究計画全体の見直しを行い、デ-タの「量」ではなく「質」を重視した解析に転換した。すなわち、平成3および4年の2年間に得られた試料(計603系統)について、(1)従来のスタ-チゲルに加えてポリアクリルアミドゲルを担体とした電気泳動を行い、ザイモグラムの解像度と同定精度を高める、(2)系統解析の新たなコンピュ-タプログラムを開発し、デ-タ解析の信頼水準を高める、(3)本研究に用いた培養株の一部をオ-プンストレインにするため、遺伝子型や毒素組成などのパスポ-トデ-タの整備を行う、の3点を中心とした研究を行った。その結果、ミクロキスティス属藍藻が Emergence‐Increase‐Dominance‐Decrease‐Disappearance という周期変動を、4ないし5カ月周期で繰り返していることが確認されるなど、従来の理解を越える新たな知見が得られた。なお、平成6年3月10日の時点でコンピュ-タによるデ-タ解析が完了しておらず、研究成果の最終的な取りまとめにはもうしばらく時間が必要である。 |