動的全反射蛍光法のよる液/液界面のフラクタル次元解析


研究課題名 動的全反射蛍光法のよる液/液界面のフラクタル次元解析
レコードタイプ 研究実績報告
報告年度 2000
研究期間 1999-2000
研究課題番号 11740404
研究代表者 石坂 昌司  (イシザカ ショウジ) 北海道大学・大学院・理学研究科・助手
研究代表者番号 80311520
研究機関 北海道大学 研究機関番号:10101
研究種目 奨励研究(A) 研究種目コード:210
研究分野[2] 分離・精製・検出法 研究分野コード:346
キーワード 液/液界面 / 全反射蛍光法 / 動的蛍光異方性 / 励起エネルギー移動
研究概要 1.液/液界面吸着色素の動的異方性
界面吸着した蛍光プローブ分子集団にS偏光のパルスレーザー光を照射し、全反射蛍光減衰曲線の検光子角度依存性を測定することにより、界面吸着種の分子回転の自由度の見積もりを行った。この手法を用いることにより、液/液界面の厚さ(〜10Å)に関する評価が可能であることを示した。
2.液/液界面吸着分子間における励起エネルギー移動消光反応ダイナミクス
液/液界面に励起エネルギーのドナー分子とアクセプター分子を吸着させ、全反射条件下で励起エネルギー移動消光ダイナミクスの測定を行った。Klafter-Blumenモデルで励起エネルギー移動消光ダイナミクスの解析を行い、エネルギー移動次元を求めることによって、液/液界面の空間的な乱れや揺らぎ(〜70Å)に関する評価が可能であることを示した。
3.液/液界面における溶媒極性に及ぼす界面の空間的乱れの影響
液/液界面に吸着したSulforhodamine Bの全反射蛍光減衰曲線の解析から、液/液界面における溶媒極性の評価を行った。また、上記1、2の手法を用い界面の空間的乱れの評価も合わせて行い、界面の溶媒極性と空間的な乱れの関係について検討した。比較的フラットな界面の溶媒極性は、水相と有機相の溶媒極性の1/2の値を示した。一方、空間的に乱れた界面の溶媒極性は、水相と有機相の溶媒極性の1/2の値から若干のずれが生じることが分かった。


 

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