| 研究課題名 | 中国における労働移動と経済発展に関する計量分析 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 2004 |
| 研究期間 | 2002-2004 |
| 研究課題番号 | 14530080 |
| 研究代表者 | 厳 善平 (ゲン ゼンヘイ) 桃山学院大学・経済学部・教授 |
| 研究代表者番号 | 00248056 |
| 研究機関 | 桃山学院大学 研究機関番号:34426 |
| 研究種目 | 基盤研究(C) 研究種目コード:320 |
| 審査区分 | 一般 区分コード:03 |
| 研究分野[3] | 経済政策 研究分野コード:3605 |
| キーワード | 経済発展 / 労働移動 / 市場化 / 出稼ぎ労働者 / 労働市場 / 就業実態 / 賃金決定 / モデル人口移動スケジュール |
| 研究概要 | (1)上海市で実施した出稼ぎ労働者就業調査の分析結果が中国経済学会全国大会(2004年6月、桃山学院大学)で報告され、フルペーパーは同学会誌『中国経済研究』第2巻第2号に掲載される予定である。高度成長が進む中、地域間の人口移動に現れる社会の流動化が激しくなっている一方、労働市場の分断化も歴然と存在していることを実証的に分析した。 (2)2004年9月に上海市の企業などを訪問し、関係者から出稼ぎ労働者の就業や賃金に関する情報を収集した。また、上海市戸籍を有する地元住民を対象とするアンケート調査も実施した(1005人)。11月に上海社会科学院の共同研究者を日本に招き、データセットのクリーニング等に関する打ち合わせを行った。 (3)2005年1月に出稼ぎ労働者を多く受け入れている江蘇省常熟市の農村調査を実施した。内陸部から沿海部への労働力移動の実態について関係者からヒアリングをし、資料を収集した。 (4)この3年間の研究成果を取りまとめ、研究報告書を作成した。また、アンケートの集計、分析作業が進行中であり、研究成果の一部は2005年度アジア政経学会等で発表する予定である。 |
| 発表文献 | 厳 善平:
"中国における省間人口移動とその決定要因-人口センサスの集計データによる計量分析"
アジア経済 第45巻第4号.
2-22
(2004)
厳 善平: "中国における地域間人口移動の動向-人口センサスの集計データをもとに" 統計 第55巻第5号. 18-23 (2004) 厳 善平: "地区間人口流動的年齢模型及選択性" 中国人口科学(中国語、中国社会科学院) 6月号. 30-39 (2004) 厳 善平: "モデル人口移動スケジュールと移動の選択性" アジア経済 第45巻第9号. 2-22 (2004) 厳 善平: "中国農業における構造調整の政策、実態と課題" 農業と経済 6月号. 39-49 (2004) 厳 善平: "市場経済体制下農戸的収入決定与就業選択" 管理世界(中国語、中国国務院発展研究中心) 第1期. 37-47 (2005) 厳 善平: "中国総覧 2004年度版(ぎょうせい)pp.264-271「産業と経済/経済制度・農村」" 霞山会. (2004) 厳 善平: "中国経済論pp.87-104「第4章 変貌する農民国家-農村、農業、農民問題」(加藤弘之, 上原一慶編)" ミネルヴァ書房. (2004) 厳 善平: "『大中華の実情』pp.299-303「第3部 三農問題のいま」(寺島実郎, 渡辺利夫, 朱建栄編)" 岩波書店. (2004) 厳 善平: "『構造調整下の中国農村経済』pp.113-151「第4章 農家の所得決定と就業行動に関する計量分析」(田島俊雄編)" 東京大学出版会. (2004) 厳 善平: "『転型時期中国的工業化和労働市場一発自日本研究(中国語)』pp.153-176「第6章 地区間人口移動的経済分析」(南亮進, 牧野文夫編)" 中国水利水電出版社. (2005) 厳 善平: "『東北アジアにおける労働移動と地域経済開発』pp.249-268「第14章 改革開放時代の中国における国際人口移動」(大津定美編)" ミネルヴァ書房. (2005) |