| 研究課題名 |
1970年代初期の日台政治関係に関する研究 |
| レコードタイプ |
研究実績報告 |
| 報告年度 |
2005 |
| 研究期間 |
2004-2005 |
| 研究課題番号 |
16530100 |
| 研究代表者 |
石井 明
(イシイ アキラ) 東京大学・大学院・総合文化研究科・教授 |
| 研究代表者番号 |
10012460 |
| 研究機関 |
東京大学 研究機関番号:12601 |
| 研究種目 |
基盤研究(C) 研究種目コード:320 |
| 審査区分 |
一般 区分コード:03 |
| 研究分野[3] |
国際関係論 研究分野コード:3502 |
| キーワード |
日台断交 / 蒋介石 / 日中航空協定 |
| 研究概要 |
平成17年度は、平成16年度に引き続き、日本国内の戦後日台関係の文献・史料・論文の収集に努めた。そのうえで、平成18年1月4日-8日、台湾を訪れ、台北で戦後日台関係の文献・史料・論文を収集した。短い滞在期間ではあったが、あわせて、戦後日台関係に関わった要人へのインタビューを行った。特に元国民党秘書長で、日台断交後の日台関係の処理に尽力した馬樹礼氏からは貴重な証言を得た。また、戦後、東京の台湾の亜東関係協会でも仕事をされ、国民党中央委員会党史委員会主任等を歴任し、現在、中国文化大学日本文化研究所教授の陳鵬仁氏からは戦後日台関係の機微にわたる問題につき、ご教示を受けた。なお、1972年9月の日台断交以前の日台関係については、すでに筆者を含め、日台関係の研究者による一定の研究があるが、昨年に続く今回の文献・史料・論文の収集を通じて、断交以後の日台間の動きの解明に寄与する一定の文献を収集できた。国民党の最高指導者蒋介石の侍医の回想などは蒋介石の健康状態について詳しく証言しており、日台関係において蒋介石がどのような役割を果たしたかについて検討するうえで、役に立つ。そのほか、国民党要人の回想録も断交後、どのようにして日台間の実務関係が修復されていったのかを解明するうえで、貴重である。たとえば、日台間の航空路線は一旦、「断航」となり、また再開されるという経過をたどるのだが、この一連のプロセスは、日中航空協定の締結交渉の進捗状況とも密接な関係があることがわかった。戦後日台関係は日台間の関係だけでなく、中国との関係も視野にいれながら検討していく必要がある。 |
| 発表文献 |
石井 明:
"天山から大山へ-東ユーラシア一人旅の勧め"
近現代東北アジア地域史研究会 ニューズレータ 17.
1-5
(2006)
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