| 研究課題名 | 戦間期香港、台湾の阿片政策と国際関係 |
| レコードタイプ | 研究実績報告 |
| 報告年度 | 2005 |
| 研究期間 | 2005-2007 |
| 研究課題番号 | 05J11685 |
| 研究代表者 | 古泉 達矢 (コイズミ タツヤ) 東京大学・大学院・総合文化研究科・特別研究員(DC1) |
| 研究機関 | 東京大学 研究機関番号:12601 |
| 研究種目 | 特別研究員奨励費 研究種目コード:500 |
| 審査区分 | 国内 区分コード:21 |
| 研究分野[3] | 国際関係論 研究分野コード:3502 |
| キーワード | 阿片 / 国際関係 / 香港:台湾:イギリス / 国際研究者交流 |
| 研究概要 | 本年度は、主として先行研究の読み込みを行い、加えて研究員採用以前に収集した史料を通じて関心を持った、阿片商社の活動を調査するため、日本内外の史料館を調査した。 まず、研究員採用以前に収集した史料を改めて読み返した結果、東アジアへの阿片輸入を担ったネマジ商会(H.M.H.Nemazee and Co.)の活動に関心を持った。同商会は戦間期に大量の東アジア向け阿片を取り扱っており、戦間期における阿片の国際的な需給を考察する上で、同商会の活動は重要な論点を提出するものと考えた。 以上の問題関心を持ち、8月には香港にて10日間の調査を行い、主に香港大学図書館にて現地における史料を調査、収集した。このほか、10月3日から6日まで京都大学東南アジア研究所にて、海峡植民地関係史料を収集した。また、翌平成18年1月から2月にかけて、イギリスのThe National Archivesへと赴き、主に外務省、および植民地省関係の史料を調査・収集した。 他方、阿片問題を考察する上での華僑の重要性を認識し、9月に京都大学の東南アジア研究所で開催された、第29回東南アジアセミナー、および10月に京都の人文科学研究所で開催された、国際ワークショップへと参加し、東南アジアにおける華僑の生活などを学んだ。また、阿片の生産地であるインドの財政政策における阿片の重要性を認識し、10月に龍谷大学にて開催された日本南アジア学会第18回全国大会に参加、インド植民地経済に関する知見を得た。 このほか、6月4日に天理大学で開催された日本台湾学会第七回学術大会に参加し、日本国内に所蔵されている台湾関係資料の現況を学んだ。また、香港、及びイギリスで収集した史料を読み込んだ結果、ネマジ商会が日本の三井物産と阿片の取引を行なっていたことを知り、財団法人三井文庫、および外務省外交史料館において史料を閲覧し、これらを収集した。 |