| 研究課題名 |
ジェンダー・フリー保育に及ぼす保育者・親のジェンダー観の影響 |
| レコードタイプ |
研究実績報告 |
| 報告年度 |
2005 |
| 研究期間 |
2003-2005 |
| 研究課題番号 |
15510216 |
| 研究代表者 |
金子 省子
(カネコ セイコ) 愛媛大学・教育学部・助教授 |
| 研究代表者番号 |
80177518 |
| 研究機関 |
愛媛大学 研究機関番号:16301 |
| 研究分担者 |
青野 篤子
(アオノ アツコ)
福山大学・人間文化学部.
教授
(70202489)
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| 研究種目 |
基盤研究(C) 研究種目コード:320 |
| 審査区分 |
一般 区分コード:03 |
| 研究分野[3] |
ジェンダー 研究分野コード:2701 |
| キーワード |
ジェンダー・フリー / 保育環境 / 保育者 / 親 / ジェンダー観 / ジェンダー・バイアス |
| 研究概要 |
本研究においては、「ジェンダー・フリー保育」を、保育の場を男女平等なものとするとともに、保育の場を通してジェンダーに敏感な視点を獲得できるような取り組みを含むものと捉えている。そして、保育所・幼稚園におけるジェンダー・フリー保育の進展状況を明らかにし、これに対する保育者・保護者のジェンダー観の影響を検討した。本年度は、3年間にわたる調査結果の総括的考察を行い、保育者・保護者向けガイドを作成・発行し、調査対象園及び調査対象地域への情報提供を行った。園環境調査から、保育所よりも幼稚園で名簿や靴箱の配置などの物的環境、整列などの性区分の頻度が高いこと、同一保育所・幼稚園内でも、項目により性区分の有無にずれがあることなどが指摘された。保育者においては、性区分には否定的だが、自園の性区分の頻度は低く問題はないとする傾向がみられた。また、幼児がジェンダー化の過程にあるとの認識や改善に向けての積極的取り組みの必要性については、ジェンダーに関する学習機会がある保育者でより明確であった。保護者は、「慣習や制度」に関する性区分よりも「かかわり方」に関する性区分をより望ましくないと捉えていた。同一園でも性区分の実態の認識や行動に保育者間の相違があることや、保育者・保護者や園による問題提起が性区分の見直しにつながった例などから、保育者間の話し合いや保護者の保育参画の重要性が指摘された。「ジェンダーと保育/ミニガイド-男女共同参画時代を生きる保育者と子どものために-」の作成・発行にあたっては、図や園環境のイラストなどを使用し、保育所・幼稚園を対象とした本研究の調査結果の一部をわかりやすく公表するとともに、保育者と保護者が保育の場を捉える際の具体的視点を提示した。 |
| 発表文献 |
金子 省子:
"保育の場とジェンダー"
幼児の教育 104・11.
20-25
(2005)
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