育児におけるジェンダー関係とネットワークに関する実証的研究:質的研究編


研究課題名 育児におけるジェンダー関係とネットワークに関する実証的研究:質的研究編
レコードタイプ 研究実績報告
報告年度 2005
研究期間 2004-2005
研究課題番号 16510207
研究代表者 木脇 奈智子  (キワキ ナチコ) 羽衣国際大学・人間生活学部・助教授
研究代表者番号 00280066
研究機関 羽衣国際大学 研究機関番号:34436
研究分担者 斧出 節子  (オノデ セツコ)  華頂短期大学・生活学科.  教授  (80269745)   
冬木 春子  (フユキ ハルコ)  静岡大学・教育学部.  助教授  (60321048)   
大和 礼子  (ヤマト レイコ)  関西大学・社会学部.  教授  (50240049)   
研究種目 基盤研究(C) 研究種目コード:320
審査区分 一般 区分コード:03
研究分野[3] ジェンダー 研究分野コード:2701
キーワード 育児 / ジェンダー / ネットワーク / 父親 / 母親 / 子育て支援
研究概要 本年度は、平成16年度に作成したインタビューシートをもとに、関西圏に居住する乳幼児を育てている男女計32名を対象にインタビュー調査を実施した。主なインタビュー項目は家族生活と子育ての現状、子育てネットワークの現状、ジェンダー意識、家事・育児分担、仕事と育児の調整、などである。インタビューは一人につき80分から120分程度かけ、インタビュイーの了解を得た上で逐語テープ起こしを行った。
そのデータをもとに、研究メンバーで事例検討会を行い、現在報告書を作成中である。
調査結果から見えてきたことは、専業主婦でインタビューに応じてくれた方はおおむね順調に育児を営んでいた。その秘訣は実家からの援助、あるいは近隣のネットワークなどの外部援助を多く取り込んでいること。夫との関係がよく、夫も育児に関心が高いこと、などが共通して見られた。一方共働きの夫婦からは、保育所の利用と送り迎えを含めた育児分担・家事分担が行われており、共同参画が育児をうまくマネジメントする要因であることがうかがえた。
本調査の対象者は概して高学歴の夫婦が多く、また生活に困窮しているものはほとんどいないという偏りはあるが、シングルマザーや再婚家族の事例もあり、多様な育児のありようをとらえることができたのではないかと思う。
一方、専門知識の提供者として久留米大学の多賀太先生(男性学)、田園調布大学の大田ゆかり先生(児童福祉学)、名城大学の天童睦子先生(教育学)に聞き取りを行い、分析の視角のうえで参考にさせていただいた。


 

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